日本で結婚指輪といえば、プラチナが圧倒的に人気です。プラチナの希少性の高さとピュアなイメージが結婚という特別なシーンにピッタリな印象を持たれているからでしょうか。
しかし、近年ではゴールドの指輪も注目されています。ゴールドは日本人の肌に馴染みのいい色合いを持ち、可憐で華やかな仕上がりが期待できるからです。
この記事では、ゴールドとプラチナ、どちらで指輪を作ろうかとお悩みの方に、選ぶポイントをご紹介します。
1. 優先するのは第一印象
たくさんの選択肢の中から選ぶのは、なかなか時間のかかることですが、まずは第一印象を大切にしてみてはいかがでしょうか。
ゴールドかプラチナかという素材のことはまず置いておき、「これ、ステキ!」と思えるデザインを検討してみましょう。
たとえば、せっかく買ったのにタンスの肥やしになる服ってありますよね。どこか1カ所でも好きになれないパーツがあると、日常的に着る気がなくなってしまうからです。指輪もそれと同じこと。長く使うものなのに、途中で嫌気がさしてしまっては、がっかりですよね。
本当に気に入ったものであれば、飽きることなく、ずっと大切にしようという気持ちがわいてくるものです。
それでは次に、素材ごとの特徴を見ていきましょう。
2. プラチナが好まれる理由
プラチナはレアメタルと呼ばれ、採掘量1トンからわずか3グラムしか採取できない金属です。希少価値が高いと考えられているのはそのためです。
また、プラチナ自体の白っぽい輝きが、純潔・純粋を連想させ、花嫁のイメージにピッタリ合致するということも挙げられます。一生身につける結婚指輪であれば、プラチナが最適という印象が一般化しているのです。そのせいか、日本は実は、世界でも有数のプラチナ消費国でもあるのです。
さらに、白く輝く金属なので、どんな服装にも合いやすく、冠婚葬祭にもOKという利点があります。ダイヤモンドとの相性もバツグンなので、エタニティリングならプラチナで、という選択もうなずけます。
3. ゴールドの特徴
ゴールドのアクセサリーに「K24」「K18」「K14」...などの刻印がほどこされているのを見たことがあるでしょうか。これは、ゴールドの含有量を表しており、数字が下がるにつれて含有量が減っていきます。
「K24」はゴールドの純度が高く柔らかいので、他の金属を混ぜることで硬度を高めているのが「K18」「K14」などです。指輪におもに使われるのはK18で、混ぜる金属の割合によって、イエロー、ピンク、ホワイト、グリーンなどが生まれ、色のバリエーションが豊富に存在します。
近年ではゴールドの価格も上昇しており、採掘量1トンからわずか5グラムしか採取できない貴重な金属です。「派手に見える」というこれまでのゴールドに対する認識が、少しずつ変化しているのも事実です。
プラチナと比較しても遜色のない品質、さらにカラーバリエーションから好みの色を選べるという利点を考えると、ゴールドリングは今後ますます需要が増えてくると思います。
egf (イージーエフ)では、プラチナのみならず、ゴールドを巧みに組み合わせたデザインリングを多数取り揃えております。重厚な中にも上品でクラシックな趣を湛えた結婚指輪は、年齢を問わず多くのお客様からご好評を得ております。
参考サイト:金・プラチナQ&A